職場で輝く女性

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vol.02

市の相談室や保育園親子ひろばで
積極的に子育て情報を得ています

株式会社村松商店 管理部 M.T.さん

現在のお仕事や、子育てとの両立の工夫について教えてください。

水道・ガス・電気などのライフラインや、住宅・工場などに欠かせない設備の部品を扱う商社の管理部に所属して仕事をしており、現在(取材は2017年11月)は育休を取得中です。

家族構成は、2人の子ども(3歳の長女と7カ月の次女)と夫、それに私を加えた4人です。夫との家事の分担に関して、特に決め事はしていませんが、相互にサポートし合って、うまくいっていると感じています。疲れていて、私が家事を途中のままにして眠ってしまったような時も、目を覚ますと夫が続きを片付けてくれていたりします。

夫の実家は遠方の他県なので、家からちょっと距離があるのですが、私の実家が近くにあるので、何かと手助けしてもらっています。

子育て支援の仕組みや、社内外のネットワークなどは活用していますか?

長女が生まれて最初に育休を取得した時、育休明けに復帰したのが新しい部署だったので、実はかなり不安を抱いていました。それでも、新部署の皆さんが温かく迎えてくれて、仕事もマンツーマンでわかりやすく教えてくれたので、すぐに解け込むことができました。

子育てと両立させるため、時間短縮制度を利用するスタイルで勤務していたので、短い時間の中で可能な限りの仕事をしようと、常に心掛けていました。

二度目の育休中である現在は、さまざまな機会を活用して子育て情報を得るようにしています。浜松市のすこやか相談室に月1回、図書館の読み聞かせに週1回通ったり、長女の保育園の親子ひろばなどに参加したりしています。

また、1カ月に1回職場の上司が給与明細を持って訪ねてくれるのですが、その時に職場の様子を聞くことができるので、疎外感や不安が募るようなこともなく過ごせています。

ワークライフバランスで工夫しているポイントは何でしょうか。

出社した時には「子育てオフ」、帰宅したら「仕事オフ」と自分に言い聞かせて、メリハリをつけて気持ちを切り替えています。一番大変なのはこの数年間なので、とにかく頑張ろうと思っています。

休みの日は、街中で開催されている芸術や音楽関連のイベントに家族で出掛けたり、公園に行ったりして楽しんでいます。

長女を保育園に入れた時は、まだ1歳だったのでかわいそうに思えて、母親(自分)と離れて大丈夫だろうかと案じる気持ちでいっぱいでしたが、入園してみて、やはり母子だけで毎日過ごすよりも子どもの成長のためには良かったのではないかと感じました。

上長が語る、職場での活躍の様子

株式会社村松商店 管理部主任 坪井 則子さん
ママになる経験をしたことで、以前に比べて表情もさらに柔和になったように感じます。普段から「少しでも仕事を速くする」「なるべく多くの仕事をこなす」ということを念頭に、時間の使い方を工夫したり、スケジューリングをしているようです。

また、職場の雰囲気づくりへの配慮もありがたいですね。最近、部署内での情報共有を確実かつスピーディーなものにするためにLINEグループを作ったのですが、そこにお子さんの写真を載せたり、部内の懇親会や忘年会のお誘いをして、部署の仲間とコミュニケーションを取れる機会をつくってくれています。