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U・I・Jターン体験談
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未知の土地の浜松は、
とても暮らしやすい街でした
三栄ハイテックス株式会社 第2技術本部 第1部 小林 愛実さん
とても暮らしやすい街でした
三栄ハイテックス株式会社 第2技術本部 第1部 小林 愛実さん
浜松市の企業に就職・転職したきっかけは何ですか？
就職活動時、就職情報サイトで企業紹介ページをたまたま見つけ、何気なく資料請求をしたことが、今の会社を知ったきっかけです。資料を詳しく読むうちに仕事内容や社風に興味を持ち、地元の大阪で行われた企業説明会に参加してみました。私は、主に自分の専攻が生かせるかどうかを重視して就職活動を行い、あまり地域にはこだわっていなかったので、当初は浜松の企業という点をさほど気にしませんでした。「浜松に住む」ということを意識したのは、その後エントリーして、実際に会社で働く場面を想像した時です。それまで大阪以外で生活したことがなかったので、どんな土地なのだろうと初めは気がかりでしたが、東海地方の友人から「住みやすい場所だよ」と聞いたりして、就職を決める時にはほぼ不安はなくなっていました。それどころか、「音楽の街」という側面を知って、引越しが楽しみになっていたほどです。学生時代に吹奏楽や軽音楽をしていたので、社会人になっても引き続き音楽に触れられそうだという点が、とても魅力でした。
就職の決め手そのものは会社の事業や仕事の中身ですが、「浜松で働くこと」に懸念を感じずに済んだのも、大きな要因だったと思います。環境の変化が比較的苦手な自分でも、浜松での生活を楽しく送ることができているので（笑）、他の人であれば、なおさら大丈夫だと思いますよ。
現在のお仕事や職場の環境はどうですか？
アナログ回路の設計をしています。イメージしていただきやすいのは、電化製品や車の部品として使われるICチップなどでしょうか。先輩や上司に、関わった業務の製品の話などを聞くと、「ものづくりのまち」で働いているんだなと実感します。学生時代は数学専攻で、電子回路に触れることはほぼなかったため、初めて学ぶ知識がとても多いです。大変ではありますけど、新鮮です。もっとも、式や条件を整理して理論値を考えたり、方針をじっくり精査したりする部分では、学生時代の経験を活かせているかもしれませんね。まだまだ経験は浅いですが、設計したものが想定どおりの動きをしてくれた時や、想定外の動作発生の原因を突き止めて解決できた時は、嬉しいです。様々な仕事を経験して、広い分野の知識を身につけることが今後の目標です。
1日のスケジュールは、たとえば次のようなものです。
- 8:30 出社
メールチェックや、前日のシミュレーション結果の確認など - 10:00 業務内での進捗報告ミーティング・相談
その内容に基づき、今日1日の内容を決定して、設計・検証業務を開始 - 19:00 シミュレーションの予約を済ませて帰宅
フレックス制度があるので、週末どこかへ出かけたい時や病院に行きたい時などは、最短15時で帰ることもできます（それを補うため、他の日に長い時間勤務したりすることもあります）。
普段は私服でカジュアルに勤務しています。フロア内は騒がしいということはないですし、相談や議論が交わされているので、必要以上に静まりかえっているわけでもないです。「大学の研究室のよう」という形容が、一番近いかもしれません。そのような雰囲気なので、分からないことが起きて行き詰ってしまっても、先輩や上司に相談しやすいですし、丁寧に指導してもらって仕事を進めることができます。
「浜松ライフ」をどう楽しんでいますか？
浜松は、大都会のような喧しさはありませんが、商業施設や交通機関、医療機関などがしっかり整っており、利便性と心地良さのバランスが適切で生活しやすいと思います。飲食店も多いですよね。週末は会社の同僚と食事に行ったりしますが、気になっているけど行ったことのない、というお店もまだまだ多いので、開拓していくのが楽しみです。それから、礼儀正しいお子さんが多い印象があります。駅や公園で迷惑な行動をすることもないですし、近所の学校の学生さんたちが、朝の部活のランニング中に挨拶をしてくれた時、明るい気持ちになることができました。
休日には、駅で毎週のように賑やかに催し物が開かれているのも良いですね。活気があって楽しいので、特に予定を決めないまま駅前に出かけることもあります。私は音楽が好きなので、ライブハウスやジャズバーに足を運んだりもします。昨年（2015年）、ストリートジャズフェスティバルに初めて行き、とても楽しかったので、今年も期待しています。
また、都会的な面だけでなく、自然も多いので、気候のいい時期はバーベキューや川遊びも満喫しています。まだ浜名湖の方に遊びに行ってないので、今後出かけてみたいと思っています。
