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TURN

vol.09

「仕事も土地も変えてみよう」と決意。
浜松での新生活を大いに楽しむ

株式会社ソフィア 総務部・コンサルティング事業部 関戸 拓也さん

浜松市の企業に就職・転職したきっかけは何ですか?

私は以前、横浜に住んでおり、15年ほど都内でITエンジニアとして働いていました。ただその頃から、半年に一度は浜松を訪れていました。横浜から浜松までは片道で300kmくらい。趣味の日帰りドライブにちょうどいい距離感だったのです。特に遠州灘の広大な眺めが好きで、中田島砂丘は外せないスポットでした。

その後、私は一時期体調を崩して仕事から離れました。
体調が回復するまで1年以上かかりましたが、やがて自由に動き回れるようになりました。
社会復帰する前にリハビリを兼ね、日本全国を旅してみました。
カッコつけて表現するならば「自分探しの旅」だったのですが、今思い返せばただの「放浪旅」でした(笑)。
でも、自由気ままな放浪の中でも気付くことがあって、「どうせ再出発するなら、好きな場所に住んでやりたい仕事をしよう」と考えるようになりました。

旅に出る前は、もう一度都内で勝負しようと考えていましたが、大都会での生活は十分満喫したかなとも感じていました。では、どこに住もうか?と考えたときに、合理的な理由など考えず、自分のフィーリングを大切にすることにしました。その結果、真っ先に頭の中に浮かんだのが、浜松でした。

仕事に対しては、迷いがありました。
以前からやってみたかった人事職には挑戦したいが、ITエンジニアという職が嫌いなわけではなくむしろ好きなので、完全に拭い去ってしまうと自分の中でモヤモヤしてしまうことになるだろう、と考えていました。
なので、人事職に就けるならどの業界でも良いという考え方はせず、ターゲットは、IT企業の人事職に絞ろうと決めました。

まずはインターネットでの情報収集に着手し、産業などさまざまな角度から、浜松について本格的に調べました。見えてきたのは、「浜松は世界に名を馳せるグローバル企業が輩出すると同時に、地元に根ざして活動する企業もまた多い」ということです。知られざる優良企業も少なくないのでは?と直感して、時間や交通費はかかるものの、なるべく浜松に足を運び、数多くの就職イベントに参加するようにしました。

リサーチにあたって、浜松市の企業情報が満載の「JOBはま!」は、さまざまな会社を知ることができて助かりました。また大変お世話になったのが、「浜松市パーソナル・サポート・センター」のキャリアコンサルタントの方です。久しぶりに書いた履歴書や職務経歴書を懇切に添削していただき、何度も貴重なアドバイスをくださいました。

現在の会社を知ったのも、同センターが開催していたIT業界に関するセミナーがきっかけです。セミナー終了後、「この会社とはフィーリングが合いそうだ」と好印象を抱き、人事職は募集していませんと言われたものの(そもそも人事の求人は実に少ないのです)、自身のITエンジニアの経験を基に、会社の根幹を支えるポジションで働きたいことをアピールしました。何とか熱意を伝えられて今に至るのですが、改めて「就職は、偶然と、見えない〈縁〉が重なることで成り立つのかな」と思います。

現在のお仕事や職場の環境はどうですか?

私は「総務部」と「コンサルティング事業部」の、二足のわらじを履いています。
総務部では採用業務がメインで、中期的な増員計画を実現すべく日々奮闘中です。代表からは「今までのやり方にとらわれず、好きにやれ!」と言われていますので、真に受けて、その通り好きにやらせてもらっています(笑)。企業にとって人材確保が厳しい「超売り手市場」の状況が続く中、いろいろと施策を検討し、実行しています。応募者数も徐々に増え始め、効果が出てきていると感じます。ですが、現状に満足することなく、胸を張って採用や人事のプロを名乗れるように日々精進していこうと考えています。

また、この仕事を通じてさまざまな方に出会うことができました。採用活動のアドバイスをいただくだけでなく、親しくお酒を酌み交わす間柄になれた方もいらっしゃいます。転職した当時は、旧友や前職の仲間たちと離れて暮らすのを寂しく感じたこともありましたが、こうして新しい土地でつながりができていくのは本当にうれしいことですし、心強く感じています。

一方、コンサルティング事業部では、新しい事業の立ち上げ準備をメインで担当しています。必要なスキルを身に付けるための資格取得では、かなり大変な思いもしましたが、新しいことに取り組むのはとても楽しく、やりがいを感じます。「製造業の街」といわれる浜松ですが、IT産業も盛り上げていきたいと考えています。

「浜松ライフ」をどう楽しんでいますか?

私は写真も趣味で、浜名湖や遠州灘をはじめ自然豊かな浜松は、撮影に格好の土地です。また、以前はなかなか足を運べなかった西日本が近くなり、京都などの名勝や観光スポットがぐっと身近になったのもうれしいです。横浜に住んでいた頃は北へドライブすることが多かったのですが、浜松に移ってからは西側にドライブする機会が増えました。

現在の会社はアクトタワーの18階にオフィスがあり、気分転換したくなって外を眺めると、遠くまで見渡すことができて快適です。また、アクトではさまざまなイベントが開催され、昼休みの時間に開催される無料コンサートなどにも気軽に足を運べます。
都内で働いていた頃は満員電車に揺られて通勤する日々で、それだけで疲れやストレスを感じていました。しかし浜松に住むようになってからはそうしたこととは無縁で、出勤時もリラックスして「今日も1日頑張ろう!」という気持ちになれますし、日本屈指の晴天率を誇る浜松の好天が、それを後押ししてくれます。
浜松で生まれ育った方は、自分たちはせっかちだとおっしゃいますが、私からすればむしろ大らかな印象を受けます。広々とした土地や空がそうさせてくれるのかな、と勝手に思っています。人との間に壁を感じたことは全くなく、私もすんなりと溶け込むことができました。

浜松の食といえば、うなぎと餃子が有名ですが、それ以外にもおいしい飲食店がたくさんあります。ハンバーグやラーメンなど心惹かれるお店には事欠きませんが、中でも私が気に入ったのは遠州焼きです。素朴な味とリーズナブルな値段はとても魅力的で、第3の名物料理としてもっと売り出してもいいのではないだろうか、と思っています。